Rails3系でのssl検証 - ブラウザのsslは無効にできない? -

2014-05-07

背景


Railsでsslを常に使ってて、ドメイン内で一部sslを適用したくないところがあり、

いろいろ検証してみました。

とりあえずsslを無効にしてアクセスしてみようとしたらハマった。

メモ


最近のブラウザでtlsの無効/有効を設定できるけど

sslを無効にするやり方がみつからない。

ブラウザのバージョン下げるのもめんどうなので、CUIでやっちゃおう。

wgetのヘルプをみると、、、

GNU Wget 1.13.4, 非対話的ネットワーク転送ソフト
使い方: wget [オプション]... [URL]...

長いオプションで不可欠な引数は短いオプションでも不可欠です。

スタートアップ: -V, --version バージョン情報を表示して終了する -h, --help このヘルプを表示する -b, --background スタート後にバックグラウンドに移行する -e, --execute=COMMAND `.wgetrc'形式のコマンドを実行する

ログと入力ファイル: -o, --output-file=FILE ログを FILE に出力する -a, --append-output=FILE メッセージを FILE に追記する -d, --debug デバッグ情報を表示する -q, --quiet 何も出力しない -v, --verbose 冗長な出力をする (デフォルト) -nv, --no-verbose 冗長ではなくする -i, --input-file=FILE FILE の中に指定された URL をダウンロードする -F, --force-html 入力ファイルを HTML として扱う -B, --base=URL HTML で入力されたファイル(-i -F)のリンクを 指定した URL の相対 URL として扱う --config=FILE 設定ファイルを指定する

ダウンロード: -t, --tries=NUMBER リトライ回数の上限を指定 (0 は無制限). --retry-connrefused 接続を拒否されてもリトライする -O, --output-document=FILE FILE に文書を書きこむ -nc, --no-clobber 存在しているファイルをダウンロードで上書きしない -c, --continue 部分的にダウンロードしたファイルの続きから始める --progress=TYPE 進行表示ゲージの種類を TYPE に指定する -N, --timestamping ローカルにあるファイルよりも新しいファイルだけ取得する --no-use-server-timestamps ローカル側のファイルのタイムスタンプに サーバのものを使わない -S, --server-response サーバの応答を表示する --spider 何もダウンロードしない -T, --timeout=SECONDS 全てのタイムアウトを SECONDS 秒に設定する --dns-timeout=SECS DNS 問い合わせのタイムアウトを SECS 秒に設定する --connect-timeout=SECS 接続タイムアウトを SECS 秒に設定する --read-timeout=SECS 読み込みタイムアウトを SECS 秒に設定する -w, --wait=SECONDS ダウンロード毎に SECONDS 秒待つ --waitretry=SECONDS リトライ毎に 1〜SECONDS 秒待つ --random-wait ダウンロード毎に 0.5WAIT〜1.5WAIT 秒待つ --no-proxy プロクシを使わない -Q, --quota=NUMBER ダウンロードするバイト数の上限を指定する --bind-address=ADDRESS ローカルアドレスとして ADDRESS (ホスト名か IP) を使う --limit-rate=RATE ダウンロード速度を RATE に制限する --no-dns-cache DNS の問い合わせ結果をキャッシュしない --restrict-file-names=OS OS が許しているファイル名に制限する --ignore-case ファイル名/ディレクトリ名の比較で大文字小文字を無視する -4, --inet4-only IPv4 だけを使う -6, --inet6-only IPv6 だけを使う --prefer-family=FAMILY 指定したファミリ(IPv6, IPv4, none)で最初に接続する --user=USER ftp, http のユーザ名を指定する --password=PASS ftp, http のパスワードを指定する --ask-password パスワードを別途入力する --no-iri IRI サポートを使わない --local-encoding=ENC 指定した ENC を IRI のローカルエンコーディングにする --remote-encoding=ENC 指定した ENC をデフォルトのリモートエンコーディングにする --unlink 上書きする前にファイルを削除する

ディレクトリ: -nd, --no-directories ディレクトリを作らない -x, --force-directories ディレクトリを強制的に作る -nH, --no-host-directories ホスト名のディレクトリを作らない --protocol-directories プロトコル名のディレクトリを作る -P, --directory-prefix=PREFIX ファイルを PREFIX/ 以下に保存する --cut-dirs=NUMBER リモートディレクトリ名の NUMBER 階層分を無視する

HTTP オプション: --http-user=USER http ユーザ名として USER を使う --http-password=PASS http パスワードとして PASS を使う --no-cache サーバがキャッシュしたデータを許可しない --default-page=NAME デフォルトのページ名を NAME に変更します 通常は index.html' です -E, --adjust-extension HTML/CSS 文書は適切な拡張子で保存する --ignore-lengthContent-Length' ヘッダを無視する --header=STRING 送信するヘッダに STRING を追加する --max-redirect ページで許可する最大転送回数 --proxy-user=USER プロクシユーザ名として USER を使う --proxy-password=PASS プロクシパスワードとして PASS を使う --referer=URL Referer を URL に設定する --save-headers HTTP のヘッダをファイルに保存する -U, --user-agent=AGENT User-Agent として Wget/VERSION ではなく AGENT を使う --no-http-keep-alive HTTP の keep-alive (持続的接続) 機能を使わない --no-cookies クッキーを使わない --load-cookies=FILE クッキーを FILE から読みこむ --save-cookies=FILE クッキーを FILE に保存する --keep-session-cookies セッションだけで用いるクッキーを保持する --post-data=STRING POST メソッドを用いて STRING を送信する --post-file=FILE POST メソッドを用いて FILE の中味を送信する --content-disposition Content-Disposition ヘッダがあれば ローカルのファイル名として用いる (実験的) --auth-no-challenge サーバからのチャレンジを待たずに、 Basic認証の情報を送信します。

HTTPS (SSL/TLS) オプション: --secure-protocol=PR セキュアプロトコルを選択する (auto, SSLv2, SSLv3, TLSv1) --no-check-certificate サーバ証明書を検証しない --certificate=FILE クライアント証明書として FILE を使う --certificate-type=TYPE クライアント証明書の種類を TYPE (PEM, DER) に設定する --private-key=FILE 秘密鍵として FILE を使う --private-key-type=TYPE 秘密鍵の種類を TYPE (PEM, DER) に設定する --ca-certificate=FILE CA 証明書として FILE を使う --ca-directory=DIR CA のハッシュリストが保持されているディレクトリを指定する --random-file=FILE SSL PRNG の初期化データに使うファイルを指定する --egd-file=FILE EGD ソケットとして FILE を使う

FTP オプション: --ftp-user=USER ftp ユーザとして USER を使う --ftp-password=PASS ftp パスワードとして PASS を使う --no-remove-listing `.listing' ファイルを削除しない --no-glob FTP ファイル名のグロブを無効にする --no-passive-ftp "passive" 転送モードを使わない --retr-symlinks 再帰取得中に、シンボリックリンクでリンクされた先のファイルを取得する

再帰ダウンロード: -r, --recursive 再帰ダウンロードを行う -l, --level=NUMBER 再帰時の階層の最大の深さを NUMBER に設定する (0 で無制限) --delete-after ダウンロード終了後、ダウンロードしたファイルを削除する -k, --convert-links HTML や CSS 中のリンクをローカルを指すように変更する -K, --backup-converted リンク変換前のファイルを .orig として保存する -m, --mirror -N -r -l 0 --no-remove-listing の省略形 -p, --page-requisites HTML を表示するのに必要な全ての画像等も取得する --strict-comments HTML 中のコメントの処理を厳密にする

再帰ダウンロード時のフィルタ: -A, --accept=LIST ダウンロードする拡張子をコンマ区切りで指定する -R, --reject=LIST ダウンロードしない拡張子をコンマ区切りで指定する -D, --domains=LIST ダウンロードするドメインをコンマ区切りで指定する --exclude-domains=LIST ダウンロードしないドメインをコンマ区切りで指定する --follow-ftp HTML 文書中の FTP リンクも取得対象にする --follow-tags=LIST 取得対象にするタグ名をコンマ区切りで指定する --ignore-tags=LIST 取得対象にしないタグ名をコンマ区切りで指定する -H, --span-hosts 再帰中に別のホストもダウンロード対象にする -L, --relative 相対リンクだけ取得対象にする -I, --include-directories=LIST 取得対象にするディレクトリを指定する --trust-server-names ファイル名としてリダイレクト先のURLの最後の部分を使う -X, --exclude-directories=LIST 取得対象にしないディレクトリを指定する -np, --no-parent 親ディレクトリを取得対象にしない

バグ報告や提案は<[email protected]>へ

うーん、できなさそう。。。

getできるか見たいだけだし、もうsslが無効のプロキシサーバを使ってみよう。

ここをつかって

freeproxylist

wget -e 'http_proxy=[proxyサーバのアドレス]' xxx.com

スパイダーモードが有効です。リモートファイルが存在してるか確認します。 --2013-09-26 13:33:06-- http://box2you.com/ 31.170.178.2:8080 に接続しています... 接続しました。 Proxy による接続要求を送信しました、応答を待っています... 301 Moved Permanently 場所: https://www.xxxxx.com/ [続く] スパイダーモードが有効です。リモートファイルが存在してるか確認します。 --2013-09-26 13:33:08-- https://www.xxxxx.com/ www.xxxxx.com (www.xxxxx.com) をDNSに問いあわせています...xxx.xxx.xxx. www.xxxxx.com (www.xxxxx.com)|xxxx|:443 に接続しています... 接続しました。 HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK 長さ: 33221 (32K) [text/html] リモートファイルが存在し、さらなるリンクもあり得ますが、再帰が禁止されています -- 取得しません。

だめじゃん。ポート443でhttpsしてんじゃん。

もはやクライアントではsslが有効なのは常識なのか、、、

サーバサイドだけ考えればいいのね。じゃ、この検証はスルー、、、できるかい!!

ここまできたら気になるわ。

めんどいけどhttpクライアントを使ってやろう。

下のようにrubyのgem'faraday'を使ってやりました。

pry(main)> Faraday::Connection.new('http://box2you.com',ssl:{verify:true}).get
=> #<Faraday::Response:0x00000002de94f8
 @env=
  {:method=>:get,
   :body=>
    "Redirecting to <a href=\"https://www.box2you.com/\">https://www.box2you.com/</a>",
   :url=>#<URI::HTTP:0x00000002dd90d0 URL:http://box2you.com/>,
   :request_headers=>{"User-Agent"=>"Faraday v0.8.7"},
   :parallel_manager=>nil,
   :request=>{:proxy=>nil},
   :ssl=>{:verify=>true},
   :status=>301,
   :response_headers=>
    {"server"=>"nginx",
     "date"=>"Thu, 26 Sep 2013 07:05:20 GMT",
     "content-type"=>"application/x-msdownload",
     "content-length"=>"78",
     "connection"=>"close",
     "location"=>"https://www.box2you.com/"},
   :response=>#<Faraday::Response:0x00000002de94f8 ...>},
 @on_complete_callbacks=[]>

うーん?思ってたのと違うけど、できた。

どうやらRailsで全リソースをSSL対応させると、

httpのみでアクセスしたときもhttpsにリダイレクトされるみたい。

これは困った。

下の記事を参考にアクション毎にコントロールするか。。。。

RailsでSSLを利用するときのあれこれ

#Rails  #SSL