今年の夏頃、心療内科でADHDの診断をいただきコンサータを処方してもらった。
主な症状はネットでしらべてもらえれば無限に出てくるので割愛するけど、僕は不注意が強いとのことだった。
薬を飲んで十分ほどで焦燥感がなくなり、頭の中が静かになってビックリしたのを覚えている。
普通の人はこんなに静かな気持ちで１日を過ごせるのか、と。
コンサータとという薬についてはネットで調べれば無限に情報が出てくるので割愛するけど、例えるならゆるーい覚醒剤である。
ADHDの人は好きなことに対してはドーパミンがドバドバでてやり続けられるのに、大して興味がないことには出が悪くて行動を起こしにくくなり社会生活に支障が出やすいらしい。
僕はサーフィンやスピアフィッシングなどで危険な事に挑戦していると落ち着くので思い当たる節はある。
薬でどうにかなる範囲もたかがしれているだろうけど、一生分のコンサータが安定的に手に入る保証がないのでなるべく頼りたくない。
そこで薬に頼らずドーパミンを出すテクニック（ドーパミンハック）を心がけている。
いままで実践して効果がありそうなのはこの辺り。
実現が容易な目標を立て即実行し、達成感を脳に刷り込む。
例： 机の周りに溜まったコップを台所に持って降りる。できたらスゴイ！と自分を褒める。
例： ブログ（このブログだ！）の記事を書く
純粋に自分にのみ関する事柄で、数値で成長を確認できるようにする。
例： 体力の向上。ジョギングの距離・速度・心拍数を計測する。
以上の努力で以前より大多数の人から賛同を得られそうな社会人っぽい生活を営んでいる。
依然としてタスクを忘れて違うことをしてしまったりするのでもっとハックしていきたい。
話は少し逸れるが、似た話題で読んで面白かった本を紹介する。
オライリー社のリファクタリングウェットウェアという本である。
この本には、脳をうまく使ってパフォーマンスを向上するための実践的テクニックや検証方法が書かれている。 脳に興味があったり、本を読むことで現実世界で得をしたいと願う人は楽しく読めると思う。
