毎年恒例の息子のピアノの発表会へ行ってきた。 発表曲は2曲
ギロック作 ソナチネ第3楽章
安倍美穂作 試練
両曲ともミスらしいミスはなく上手に弾けていた。
が、安心して観ていたかというと全くそうではなかった。
発表会の4日前に右足首と右手首を捻挫してしまったのである。
病院へいきギプスをしたので発表会はほぼ絶望的だった。
しかし、本人が失敗してもいいから出たいと言い出した。 友達が見に来るからどうしても出たいらしい。
しぶしぶ、発表会前日にギプスを外してサポーターに代えてもらった。 もちろん医者は怒った。
直前に右手だけ練習できずボロボロだろうなと覚悟していたが、上手に弾いていたのでビックリした。 というか引いた。よーやるわ。あほが。
ちなみに去年は平吉毅州の真夜中の火祭りだった。
去年は直前でもミス連発だったので死ぬほどハラハラしたのを覚えている。 自分が弾くわけでないのに緊張して前日飲みすぎてフラフラだったのも大きいかも。
会場は同じなのにピアノの音の響きが悪かったのですこし気になった。 定番のスタインウェイD274でもバラツキがあるんですね。
いままでかっこいい現代曲中心に教えていただいたので次回はクラシックに挑戦かな。
僕が子供の頃から夢だったショパンの幻想即興曲をいつか息子弾いてくれたら、無上の喜びに他ならない。
とにかく続けてほしい。
真実に向かおうとする意志があれば、たとえ失敗したとしても、いつかたどり着くだろう?... 向かっているわけだからな...違うかい?